ベテラン山崎武が、2安打、3四死球と全打席で出塁。ここまで9本塁打を放ちながら、打率.227が伸び悩んでいたが、ヒット2本で調子を上向きにさせる勢いを見せた。
2回の第1打席でチャンスをつないだ。日本ハム先発・金澤の投じた、カウント2-2からの5球目を捕え、左翼線へ二塁打。クッションボールの処理が良く、二塁は微妙なタイミングとなったが、送球を見て上手く回り込みセーフ。この後三進し、リックの犠飛でこの時点で逆転となるホームを踏んだ。
7回の第4打席では、2死一塁で3番手・武田勝から右前に運び、2死一、三塁とチャンスを広げた。この後、憲史に3ランが飛び出しただけに、追い上げムードにひと役を買った。
今日は5打席に立った山崎武。ヒットはこの2本だけだったが、4回の第2打席は四球、6回の第3打席は左ヒジにボールを当てて死球、そして、9回の第5打席は四球と5打席すべてで出塁した。本塁打は9本とリーグトップながら、なかなか打率が上がってこなかったが、ヒットも左右に打ち分け、ボールも良く見極め、状態の好調さをのぞかせた。
打率も試合前の.227から.242まで上昇した。試合に負けたとあって、試合後は言葉少なだったが、「暖かくなってきたし、これから頑張るだけ」と、気持ちを切り替えていた。
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