2007年5月1日 星期二

青山、ここ一番の制球に課題 (楽天スポーツ)



先発・青山が立ち上がりから波に乗れず、5回を6失点で降板。打線が八木を捕まえる前に崩れ、試合を作ることが出来なかった。

 初回から、いきなり苦しいピッチングとなった。先頭の森本に中安を許すと、二進後、稲葉に左前に運ばれる適時打。さらにセギノールにはレフトスタンドへ運ばれた。2回には、自らの失策から陽の適時打で1失点、3回こそ三者凡退でしのいだものの、4回には四球の金子誠を置いて、田中幸に被弾。4回までに6点を失い、5回でマウンドを降りた。

 試合後、野村監督が指摘したのは、初回のセギノールの被弾。「野球は1球のスポーツ。セギノールの一発でほぼ決まった。ホームランバッターにホームランを打たれるのはいかん。ホームランは防げる」と指摘した。紀藤投手コーチもセギノールの一発に「カウント1-0からの一発。そういうことをやっていたんでは勝てない」と厳しかった。

 杉山投手コーチが指摘したのは、先発としての気持ちの持ち方だった。「メリハリがなく、リリーフのような感覚で投げている」と指摘した杉山コーチ。一年目の昨シーズン42試合に登板したが、そのうち40試合でリリーフとしてマウンドに上がり、修羅場をくぐった。今シーズンは、開幕から先発に回ったが、先発としてのペースがなかなかつかめない。この日も、先頭の森本に4球粘られると、すでにピンチを迎えているような雰囲気を漂わせた。リリーフは気の抜けないピッチングが続くが、それでは、先発として長いイニングが持たない。杉山コーチは「全部、目一杯で投げるのではなく、引くところは引いて、押すところは押すことが大事」と青山のピッチングを評した。

 対照的だったのが、日本ハム先発・八木のピッチングだった。制球に苦しみ、何度もフルカウントにして苦しんだ。それでも、要所を締め乗り切った。逆に青山は、テンポ良く追い込みながら、ウィニングショットが甘くなった。その差が、今日の試合の結果となった。青山もその場面を反省。「ここぞという場面のコントロール、そして気持ちで相手に負けないことが今日の課題」と話したが、青山にとって、今日の先発は大きな勉強になったはずだ。

沒有留言: