2007年5月4日 星期五

先発・林、「内容が悪過ぎる」と2回降板 (楽天スポーツ)


 先発・林が2回5安打3失点。「内容が悪過ぎる。立ち直る兆しが見えない」と野村監督。わずか37球で降板した。


 立ち上がり、大村、本多、アダムと3連打で無死満塁とピンチを招く。ここで、松中には押し出し四球。初回の打線の援護を吐き出し、あっさり同点に追いつかれる。さらに、小久保は三ゴロの併殺打に仕留めるも、この間に2点目を失った。それでも、柴原を打ち取り、何とか持ち直したと思われたが、2回には、簡単に2死を取りながら、9番の森本に二塁打を許すと、大村に適時打を許して3点目を献上。本多を一ゴロに打ち取り、この回を終えたものの、ベンチは降板を命令した。
 

先発として、安定感を見せられなかった林に対して、首脳陣の評価は厳しかった。野村監督は「スピードはない、コントロールはない。内容が悪過ぎる」とバッサリ。2回、打ち取ったものの、ブキャナンにはフルカウント、田上には0-2。そして、ヒットを許した森本、大村にはボールが先行したことに苦言。「立ち直る兆しが見えない」と交代した理由を明かした。紀藤投手コーチも「降板はアクシデントじゃない。先発として、役割、責任がある」叱責した。
 

試合後の林も「しっかり調整していきたい…」と言葉少な。「紀藤コーチから『先発の役目を果せ』と言われた」とガックリ。野村監督も「中5、6日なんだから、頑張らないと…。どういう調整をしているんだか」と指摘した。


 それでも、苦しい台所事情の中、林には先発としてやってもらわなければ、投手陣は回らない。「次回も先発の方向」と紀藤コーチ。試合後、林は「次回登板まで、しっかり調整してチームに貢献したい」と必死に前を向いていた。

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