2007年4月18日 星期三

“楽天のハンカチ王子”永井初勝利


2007年4月18日(水) 6時4分 スポーツニッポン
【楽天5-4ソフトバンク】楽天の「ハンカチ王子」が初勝利を挙げた。大学社会人ドラフト1巡目ルーキーの永井が、プロ初先発初勝利。端正なマスクは笑顔でさらに輝いた。「最高です。調子自体は結構よかったのでいけるかなと思っていた。1人1人に集中した結果がこういう結果になりました」 初回、3者連続三振を奪うと終わってみれば8回3安打2失点、9三振を奪う好投だった。小さな体ながら、切れと制球力が身上の投球スタイル。軸足が少々、折れて投げ込むフォームだけでなく、顔も早大・斎藤に似ている。「大学の時は右の和田(ソフトバンク)って言われていた」と本人は言うが、群馬県出身も共通だ。 野村監督は「小さな大投手になるかな。何せうちのドラ1やからな。あしたはマー君(田中)に期待しましょう」とご機嫌。18日に初勝利を目指し、4度目の先発となる田中は「永井さんのピッチングを参考にして投げますよ」。仙台では車の助手席に乗せてもらって寮と球場を往復している先輩を祝福した。 永井降板後、9回は大ピンチ。1点差に迫られ、プロ初勝利も風前のともしびだった。そんな中でもベンチでは隣に座った田中に相手打線の攻略法を伝授。「田中、田中っていう陰に隠れていたけど、やっぱり目立ちたいですから。でも、あしたは田中がやってくれると思う」。楽天のハンカチ王子からマー君へ、初白星のバトンタッチはきっと成功する。 <ソフトバンク ミスが出ちゃ…>初対戦の永井を攻略できずプロ初勝利を献上した王監督は「ミスが出た方が大体負ける。2つとも点になっちゃったから」。3回の柴原、4回の山崎とそれぞれ2失点につながった守備の乱れを悔やんだ。首位西武とは2・5ゲーム差。投手を含めた守りのミスが敗戦につながる試合が目立つ。
[ 4月18日 6時4分 更新 ]

沒有留言: