2007年4月21日 星期六

嘆きのノムさん「まだ本物じゃない」ミス連発で5割スルリ

2007年4月21日(土) 8時1分 サンケイスポーツ
 (パ・リーグ、楽天2-4ロッテ、3回戦、ロッテ2勝1敗、20日、フルスタ宮城)ミスで自滅だ。同点に追いついた直後の八回、いきなり草野が失策。直後には林と嶋がバント処理をミスして内野安打を許し、一死二、三塁から青野に決勝3ランを被弾した。好ムードを自分たちで帳消しにした楽天の連勝は3で止まり、借金2の4位に転落だ。 

「本音をいえば、きょうは勝ちたかった。変ないい方だけど、きょう勝てばあした負けても力がついたと思えた。まだ本物じゃない。力不足」 野村監督が心の底から悔しがるほど、この日は大事な試合だった。勝てば球団タイ記録の4連勝で5割に復帰し、2位浮上。それ以上に「やりくりしながら、たまたま勝っただけ。勢いは感じなかった」と半信半疑だった前日19日までのソフトバンク戦3連勝を、チームの力と認めることもできた。なんとしても、あと1勝がほしかった。 

「1つの失策? 2つでしょ。接戦で2つ出たらつけこまれる。5割とは縁がないわな」。今月3度目の5割挑戦も失敗に終わり、引きあげる野村監督の足取りも重い。厚い5割の壁は、野村楽天が“本物”となるための試練となりそうだ。

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