2007年4月25日 星期三

楽天から2冠王出るぞ!“ベテラン主砲”山崎武が2発大暴れ








2007年4月25日(水) 8時1分 サンケイスポーツ


(パ・リーグ、オリックス5-9楽天、3回戦、楽天2勝1敗、24日、スカイマーク)左へ右へと山崎武のアーチがかかった。2発5打点の大暴れ。8本塁打は小久保、ローズと並ぶリーグトップタイ、21打点は小久保に1差と迫る2位。打率はブービーの男が、2冠に接近だ。 

「トップ? でも、この打率じゃあ…。でも、本塁打と打点は減らないからね。あとはもっと率を上げないと」

 21年目のベテランは思わず苦笑いだが、実に効果的な2発だった。1発目は、1点を先制した直後の一回、二死一、二塁から左翼席中段まで運ぶ3ラン。カウント0-3から直球を狙い打ち、大量リードのきっかけを作った。2発目は五回一死一塁からダメ押しの2ラン。外角の直球を逆らわず右翼席に運び、「ああいう打ち方ができれば打率も上がるかな?」と手応えもつかんだ。 

この試合前までの打率は.203でリーグ最下位。表情もさえなかったが、スタメン落ちのはずだった22日のロッテ戦が雨天中止となり、「オレにとってはいい雨」と気持ちをリセット。その日は、自分の愛車は球場に置き、縁起をかついで好調の礒部に送ってもらった。流れを変えようとする努力が、「(04年オフに)自由契約にされた相手だし、やっぱり結果を出したい」という古巣との対戦で実を結んだ。

 「山崎武さまさまだわな。3ランと2ラン。あれで決まりや」。野村監督もベテランに脱帽だ。チームの連敗も2で止まり、再び4位に浮上。上昇気流で、25日は田中が5度目の先発を果たす。

沒有留言: